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さっそく遅れましたよ…！！
隔週で5冊のペースなら余裕だろうと高をくくっていた結果がこれですよ。。。
さて、気を取り直して今回も個人的に素敵だと思った装丁を挙げていこうと思います。
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きっと可愛い女の子だから / 柳本光晴
女の子のイラストの口周りを覆う形で配置されたタイトル（と座布団）を敷く勇気。
また、下部に等幅で配置されたゴシック体や、中央の四角形という直線的で理路整然とグリッドな雰囲気を、橙色の配色と斜めにズラしたタイトルで奇麗に崩しています。
もぎりよ今夜も有難う / 片桐はいり
新書版は特徴的なイラストが使われている趣のある装丁でしたが、文庫版はよりソリッドな印象に。
フォントにゴシック体を使用したことと、直線の多いイラストでグリッド感の強いデザインになっています。
円でつくられた電光掲示板を彷彿とさせるイラストが、カッチリとしたグリッド感のなかでポップを演出しています。
それは秘密の / 乃南アサ
画像では伝わりづらいのですが、書店に並んでいる際の、大きな顔のイラストにシアンとマゼンタのマーブルの配色のインパクトは凄まじかったです。
また、タイトルと著者名が被っている文字組はなかなかお目にかかれない気がします。
無頼化した女たち / 水無田気流
最近見かけることが多くなったポリゴンを取り入れたピーキーすぎる装丁です。
表紙を見ただけでは、なんとなく文字が書いてある程度の情報しか入ってこないです。
しかし、白地にショッキングピンクという配色と、ポリゴン化されて読めなくなった文字が、とりあえず中身をみようという気持ちにさせられます。
東京観光 / 中島京子
がとても可愛らしい装丁。
東京のシンボルを並べたピクトグラムと、東京の地下鉄をモチーフにしたであろう背景の円から、その名の通り東京の観光を思い浮かべます。
“フラミング“をもとにしたであろうレトロ風のタイトルも、東京という単語からイメージされる”冷たい・固い”という印象よりも、旅行に対するとワクワクした気持ちを感じ取ることができます。
最後に…
いかがでしたでしょうか。
9月後半は、今まで訪れたことのない書店に行く機会があり、今まで目にとめなかった本がプッシュされていたり、平積みされていたりで、とても新鮮でした。
たまには足を伸ばして、いつもと違う書店に行ってみるのも良いものですね。
さておき、次からは遅れないように気をつけようと思います…
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